お酒 飲酒 薄毛

過度な飲酒は薄毛になると考えられています。アルコールは分解するために使う多くの栄養素を使い肝機能への心配もあります。

 

注意すべきアルコールの特性とは?

毛髪の育成環境にとって注意すべきアルコールの特性として、飲酒は適度な量を守っていれば健康効果も確認されています。しかし自分の許容量を超えて飲んでしまったり、飲酒習慣を長く続けていると、健康被害はもちろん、一見関係がないように思われる毛髪にまで影響を及ぼしてしまいます。

 

飲酒をした後、体に受けるダメージでまず考えられるのは「アセトアルデヒド」という変異物質です。アルコールを体内の酵素が分解するときに発生する副産物なのですが、非常に毒性の高いものです。この毒素を分解するのが肝臓の役割であり、その際多くの栄養素を消費してしまいます。ミネラル群・ビタミン群・アミノ酸群など人体に必要な物質を燃料にしてアセトアルデヒドを無毒化して酢酸に変えるのです。

 

少量ならば問題ありませんが、飲酒が習慣化して毎日欠かさず飲むようになったり、量が多すぎたりすると、毒素分解機能も追いつかなくなります。肝臓で処理しきれない毒素は腎臓を通過して、皮膚組織から排出されますが、この時に頭皮にある毛髪育成期間である毛母細胞の働きを弱めますので薄毛の直接的な原因になります。

 

アルコール依存症の99%が薄毛の事実…

またご存知の通り、過度の飲酒は肝臓病を引き起こす最大の要因でもあります。肝臓は非常に多くの人体機能を司る臓器であり、機能が低下するとさまざまな障害が現れます。内臓器に血液を送るのも肝臓の働きですので、肝機能が低下してしまうと血流が悪化し、毛細血管に充分な血液を送ることができずに髪の成長をも阻害してしまうのです。

 

 

 

アルコール依存症の方に髪のふさふさした方がいないのは、肝機能が頭髪に与える影響が多いことを物語っています。もう一つお酒と薄毛の関連性をもつ要素があります。よくお酒を飲むとよく眠れる・・と思われていますが、これは間違いです。アルコール成分による覚醒作用のために睡眠は浅くなり、睡眠のクオリティーは低下します。睡眠には多くの働きがあり、細胞組織や酵素の蘇生や生成もその一つであり、それらは毛髪の生成・育成・保護にも関係します。

 

いきすぎは要注意!

また、ホルモンバランスを調整する成長ホルモンも睡眠中にそのほとんどを分泌させますので、それが不十分になると、薄毛や抜け毛に関係の深い性ホルモンのバランスを崩してしまい、場合によっては抜け毛が増えて薄毛になってしまうのです。

 

飲酒は食事と共にする方が良いのですが、どうしても塩辛いものや脂肪分の多いものを多く摂る傾向にあります。またお酒は食欲を増進させますので、過食にもなりがちです。普段の食事ならば多少は栄養バランスも考えますが、飲酒は「楽しむもの」という要素が多く、好きなモノを好きなだけ食べてしまうことも内臓器の働きを悪くする原因です。

 

コレステロール過多になりがちな飲酒習慣は血管壁を狭くし、最悪の場合は毛細血管を破壊します。そうなると頭皮に十分な血液と酸素を供給できなくしてしまいます。

 

以上のように、飲酒には薄毛になる原因がたくさんあり、度を越さないようにすることが大切なのです。