薄毛 チェック方法

日々生え変わる頭髪は、健康な毛根であっても1日に数十本は抜け落ちます。その薄毛が健康的なものか薄毛によるものなのかを見分ける方法は男性型と女性型によっても違います。

 

確認しておきたいこととは?

頭髪に異変を感じると薄毛やハゲになるのでは?と不安になります。男性はもちろん、最近では若い女性の中にも薄毛で悩まれる人も急増しているようです。まずは自分の抜け毛や頭髪の状態が「健康な抜け毛か、そうでないか」を知る必要があります。異常のない場合でも、数十本の頭髪は日々抜け落ちますので、それを見分ける必要があるのです。

男性の薄毛が気になった時のセルフチェック方法

まず男性型の薄毛の多くは成長期の髪に変異ホルモンである5α-リダクターゼの脱毛司令により抜け落ちることが多く、就寝時に使う枕やシャンプーをする浴室、そして居住空間全体に抜け毛が発見されます。男性なので長髪の方は少ないでしょうから、日々の生活時間の全てで頭部に絡まって留まらず、脱毛すればそのまま落ちてしまうからです。

 

枕やや部屋の中で落ちた抜け毛はそのまま、浴室の排水口に溜まったものは乾燥状態に戻し、その太さや色をチェックします。それがまだ細くて色素が薄く、柔らかい髪がたくさん落ちていたなら男性型脱毛症の可能性があります。逆に黒くて太さがあるのなら健康的な抜け毛でしょう。

 

細い成長途中の抜け毛が多いなら、頭頂部や全頭部の生え際などを確認しましょう。鏡を近づけてみて、細い毛が太い毛よりも多すぎると感じたら、これも男性型脱毛症になりかけているかもしれません。また側頭部後頭部に対して頭頂部のボリュームが極端に少ない場合も同様です。

 

女性の薄毛が気になった時のセルフチェック方法

女性の薄毛は男性とは少し違った原因や要素があります。「びまん性脱毛症」という、閉経後の高齢者がなりやすく、コシが無くボリュームダウンしたような薄毛です。びまん性脱毛は閉経による女性ホルモンの減少ですから、女性ホルモンが影響する側頭部や後頭部、そして頭頂部など、全体的にまんべんなく抜け落ちる特徴があります。

 

こういった加齢による抜け毛だけでなく、最近ではストレスや食生活、嗜好品の過剰摂取やダイエットなどが原因で、若い女性の薄毛が増えています。飲酒や喫煙、食生活の悪化が血流を悪化させ、頭部の毛細血管に十分な酸素と栄養が行き渡らずに抜け毛が増えるのは男性の薄毛と同じ仕組みです。しかし、ストレスによるものは性ホルモンが関わってくるために少しメカニズムも違ってきます。

 

女性の場合はホルモンバランすが狂ったことによる抜け毛ですので、男性のように頭頂部が激しく抜け落ちるというわけでなく、びまん性脱毛と同じく、全体的にボリュームやコシが感じられなくなります。女性は男性よりもヘアメイクをする時間が長いので、分け目の溝が広くなるといった状態をいち早く発見できるでしょう。

 

抜け毛の状態は男性型のように、成長途中の細い髪ばかりが落ちている、というわけではありません。長い髪なら留まりやすいので、特に浴室の排水口をチェックするとよいでしょう。

 

ストレスと性ホルモンの抜け毛の見分け方は?

食生活の悪化やダイエットによる栄養不良、また血流の悪化による薄毛と、ストレスによる性ホルモンの乱れによる薄毛との見分け方は、自分の体毛をチェックします。ひげや腕の毛、すねの毛などのムダ毛が濃くなりつつあるようならば、性ホルモンに乱れが生じている可能性があり、体毛が以前と変わりなければ食生活と血流の悪化を疑いましょう。

 

もう一つ女性には出産後の薄毛があります。これは出産のために、卵胞ホルモン(エストロゲン)が、授乳のために分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)に入れ替わったものが、急激に元に戻る時に起きる症状です。この場合はチェックの必要はなく、1年もすればホルモンも落ち着き元に戻るので心配はいりません。